日本政府拠出 シエラレオネの「開発のための武器回収プロジェクト」
UNDPが世界各国で実施しているプロジェクトの中には、日本政府の資金拠出がされているものも数多くあります。ニュースレターでは順次、日本政府拠出のプロジェクトを紹介していきます。
約11年間に及んだ内戦が2002年に終結したシエラレオネで、UNDPが実施する「開発のための武器回収プロジェクト」は、日本政府より2度にわたり、合計3億9700万円の資金提供を受けました。日本政府からの資金は、シエラレオネとリベリアおよびギニアとの国境にそれぞれ設置された2か所の国境警備隊基地の建設と警備業務に携わる人材育成に充てられました。建設予定地が遠隔地であることに加え、道路の未整備により建設資材の運搬が困難であった為に請負会社を探すのに難航しましたが、ギニアとの国境基地は2010年6月に、リベリアとの国境基地は同年12月に完成しました。詳細はこちらをご覧ください。